
| 〜愛情 ≠ 過保護 アイジョウ ト カホゴ ハ チガウ〜 食餌・嗜好品編 2005.2.15write |
| 飼育する過程に於いて 【手をかけ過ぎること】と、【愛情をかけること】は違う。 今、飼育されているプレ達の周りには、沢山の魅力的なおやつや嗜好品などが溢れている。 おやつや嗜好品自体が悪いのではなく、与える私達が過度に与えたり「喜ぶから」と思って与え過ぎることが悪いのです。 みんな頭の中では判っていても、ショップなどで目にするとついつい買ってしまう嗜好品。 過度に与えなければ、コミュニケーションの一環として便利なものでもあるし、場合によっては普段の食餌では足りない栄養を補給する面でもありがたい存在でもある。 今回タイガーの回復食として、とても重宝した点でも、悪いものではないと言えると思う。私も普段コミュニケーションとしてチモシー主原料などのおやつや粟の穂を与える事もある。 「主食を嫌って食べないから」とか運動量がないのに、おやつばかり与えていたらどうなる? 肥満になるだろうしプレに最も多い病気でもある肝臓病(脂肪肝)になる可能性も高い。プレ用に作られたおやつならまだしも、人間の嗜好品を与えるなんてことは以ての外。 私の母が遊びに来ると、よく私の目を盗んでおせんべいのかけらや、シュークリームなどのクリームを舐めさせていたのを発見して、こっぴどく叱った事もあります(^^;) その時の母の言葉「だって食べたそうにしてるんだもん」「食べたからあげたのよ」など…(−−;) 動物にはその人間的見解が間違ってるんだってば!と、何度も言い聞かせました。 おやつだけの事ではなく、主食の代表:ペレットも同様。食べるからと言って、皿にてんこ盛りに与えていたら、気がつけば四六時中パリポリと食べまくってしまうプレが多いでしょう。 プレは元々粗食に慣れた体質を持つ動物。本来ならば、生のイネ科植物を主食とし、たんぱく質補給のために、時々昆虫などを食したり、少量の草の実(木の実ではない)を食している位。 野生の地ではあれだけいつでも満腹になる位の草が生えていても、野生プレは1日の必要量しか食べません。 なのに必要以上に食べてしまうのは、やはり私達がさせてしまった食生活が原因。 偏食になればなる程、本来必要な栄養が豊富である主食(ペレットや生草・干し草類)を食べなくなるので、食べないのを見て可哀想だと思って喜んで食べる嗜好品をついつい与えてしまう事が多くなる。・・・これじゃいつまで経っても悪循環のまま。 ウチのるうはショップで過ごした期間が少し長い仔で、プレがペットとして日本にやってきてまだ浅い頃の仔なので、ショップでは当たり前のように主食を【ひまわりの種】で過ごさせられてきた仔です。我が家の仔になってからも、プレに対する知識が皆無に等しい位だった為、私もしばらくの間、ひわまりの種ばかりを与えていました。 その結果、後からそれが大きな間違いだと気づいてからの食餌の内容転換には本当に苦労しました。その頃はプレ用のチモシー主原料のペレットなどなかったので、ウサギ用のアルファルファ主原料のペレットを与えていたのですが、毎日朝入れた分が夜までそのまま残っている状態に心配になって、またひま種を与えてしまったり…。 そんな繰り返しをしてきて、ある日気づいた…数ヶ月の仔プレってこんなに太ってるものなの?と。 それではいけないんだ、と心を鬼にして【食べないならお腹が空くまで食べるな!】と、ペレット&干し草以外は何も入れずに、1週間ほど目をつぶって鬼になりました。 るうも意固地になって食べなかった。るうと私の意地の張り合いの末、やっとペレットを食べてくれた時には本当に嬉しかったし、『(るうにも自分にも)勝った!』と!(笑) こんな経験から見ても、1週間絶食状態でも【プレは生きてます】。そりゃぁ〜るうにとっては苦しい日々だったでしょう。でも、目の前にはいつでも正しい食餌があったのですから、いつだって食べる事はできたのです。 これは意地悪でも虐待でもありません。(^^;) 粗食であるはずのプレが嗜好品を好むようになってしまう事や、過剰な量を食べるようになってしまうのは、私達がそうさせてしまった事。 勝手にプレたちが食べているわけではありません。食べさせたから食べている(しまう)のです。 愛情とは…? 運命で出会えた仔達と少しでも長く、健康に、天寿を全うしてもらうことではないでしょうか? 時には心を鬼にすることがあっても、それがプレの為になることならば【鬼畜】ではないのです。 愛のある鬼なのですヨ。 一生懸命正しいと思われる方法で飼ってあげて、もしも悲しくも天寿を全う出来なかったとしても、『私は頑張れた!この仔も頑張った!』って思えませんか? 過保護とは…? 運命で出会えた仔達の好むものを与え、可愛がっていたつもりですが、悲しくも病気をしてしまい、天寿を全うできませんでした。『あの時鬼になれていたら…』と後悔するかもしれませんよね? 人間も動物もただ単に『可愛い♪可愛い♪』だけではダメなのです。それだったら、人形や自分からアウトしない限り育てられるような電子ペットでもいいわけで…。 命のあるものだからこそ、時には鬼になってしつけをしたり、そしてそれ以上の愛情を注いであげることが必要だと、私は思うのです。 もう一度誤解のないように記しますが、おやつがいけないわけではないのです(^^;) 与えるものの内容(質)と量さえ間違わなければ、すてきな食べ物だと思います。 私ももちろんそうですが、あなたももう一度チェックしてみませんか? 少しでも長くこの仔たちと幸せな時間を過ごす為に・・・(^-^) |
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